砥部焼窯元 中田窯
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作家紹介


<プロフィール>
1946  愛媛県砥部町にて出生
1964  砥部梅山窯へ作陶修行に入る
1969  技術院名古屋工業技術試験場にて釉薬の研究
1971〜1973  インドビハール州工業試験場にて、青年海外
 協力隊員として陶器製作指導
1974  砥部にて中田窯独立
1986  伊予郡広田村に移転(2005年1月1日合併により砥部町に変更)

用と美を兼ね備え、今日の生活環境を豊かにし、生活を楽しく
する焼き物作りを目標としております。

<特色>

呉須(藍)、辰砂(赤)、鉄砂(茶)、上絵(赤、緑、黄)を用いた食器を主に
作っています。上釉は光りをおさえたマット釉を施しおちついた雰囲気に
仕上げています。
食卓の上で気取らず、あまり主張しすぎることなく、料理とけんかせずといった
健康的かつ多用途に使える堅牢な食器をめざしています。


<釉裏紅(ゆうりこう)>

 生地に酸化銅で下絵付けし透明釉をかけて還元焼成すると
銅分の多い模様が釉下で紅色に発色することから釉裏紅と呼ばれます。
上絵付けされる赤絵の赤に比べ釉裏紅は下絵付けしているので摩耗などで取れる
心配はありません。
 釉裏紅に使う酸化銅は高温になると揮発性が強く色がとんでしまいがち。染付け
に比べると発色が大変不安定で鮮やかな紅色がなかなか生まれず黒ずんだりくす
んだ赤のものが多く出ます。
 朝鮮の焼き物では辰砂(しんしゃ)とも呼ばれています。


(C) 中田窯